上越警察署は2022年5月27日までに、4月に強盗の疑いで逮捕されていた新潟県新潟市東区に住む無職の男(49)を、2013年に上越市内で連続発生した強盗事件の被疑者と特定し、捜査を終結したと発表した。逮捕事実を含め、犯行件数は4件、被害総額は現金33万9000円。
発表などによると、男は2013年6月2日に同市木田の中古品買取販売店で、所持していた包丁で従業員を脅し現金14万8000円を、7月15日にも同一店舗で同様に現金11万1000円を奪った。同年6月28日には、同市春日新田のドラッグストアで、同様の手口で現金を奪おうとしたが、従業員が警察に通報したため未遂に終わった。
同署によると男は2013年5月6日、同市頸城区のコンビニエンスストアで、所持していた凶器で従業員を脅し、現金約8万円を奪った疑いで、今年4月10日に通常逮捕された。男の余罪を追及する中で、捜査結果や男の自供から犯行を確認し、新潟地方検察庁高田支部に送致した。