新潟県立上越特別支援学校が個人情報記載書類を別の保護者に配布

新潟県教育庁は2022年4月8日、県立上越特別支援学校で個人情報の誤配布が発生したと発表した。1人の保護者が児童について記入した個人情報の記載書類の写しが、別の保護者に誤って配布された。

県教育庁によると7日、児童の個別支援計画作成のため、保護者へアンケート用紙のほか、昨年保護者が児童について記載したアンケート回答用紙の写しを入れた封筒を、児童を通して保護者3人に配布した。同日午後4時頃、1人の保護者から他の保護者が回答した用紙の写しが封筒に入っていたと指摘があり、誤配布が判明した。配布した3人のうち、2人の保護者は開封していなかった。

県教育庁は3人の保護者に謝罪、説明し、配布物を回収。同様の事案が発生しないよう、同校に再発防止を努めるよう指示したほか、全県の特別支援学校に対し、個人情報の記載書類配付の際は、複数人での確認を行うことなど、改めて個人情報漏洩防止策及び、個人情報の管理について徹底するよう指導するという。