女子ソフト新リーグの上越戦明日から ホームの太陽誘電が市長表敬

今春から始まった女子ソフトボールの新リーグ「JDリーグ」の試合が2022年5月21、22日、新潟県上越市の高田城址公園野球場で行われる。同リーグで同市を第二のホームとしている「太陽誘電ソルフィーユ」(本拠地・群馬県高崎市)の監督や選手らが19日、上越市での初のホームゲームを前に中川幹太市長を表敬訪問し、意気込みを語った。

上越市役所を訪問した太陽誘電ソルフィーユの選手や監督ら

今年3月に開幕したJDリーグは、全16チームが東西に分かれてリーグ戦や交流戦を行い頂点を目指す。今回上越市で行われるのは第7節の東西交流戦。太陽誘電のほか、昨年の東京五輪で金メダルを獲得した上野由岐子選手が所属するビックカメラ高崎、後藤希友選手所属のトヨタなど計4チームが出場し、3試合を行う。

太陽誘電は、上越市頸城区に生産拠点の新潟太陽誘電を構える縁から、今後は同市に年1回はホームゲームを誘致する考えのほか、今年7月には市内での合宿も予定している。今回は2009年の新潟国体以来、約13年ぶりに同市でプレーする。

表敬訪問には、選手20人をはじめ、山路典子監督や新潟太陽誘電社長らが出席した。太陽誘電は現在東地区3位で、今回の対戦相手はいずれも西地区同率1位の強豪チーム。主将の中溝優生選手(23)は「レベルの高いチームばかりだが、ソフトボールはピンチの後にチャンスが来たりと何が起こるか分からない」と見どころを語り、「ホームゲームとして戦えるうれしさを表し、一人一人の良さを出して勝ちたい」と意気込んだ。

中川市長らと歓談

意気込みを語る主将の中溝選手

中川市長は「みなさんの活躍を期待している。今後もホームゲームとして関係を続けていけると幸せ」と話した。

試合日程は、21日午前11時からビックカメラ高崎―SGホールディングス、午後2時から太陽誘電―トヨタ、22日午後2時から太陽誘電―SGホールディングス。当日は会場でイベントや飲食店の出店がある。詳細はこちら。試合の前売り券はJDリーグ公式サイト(会員登録で特別料金)とチケットぴあで販売している。