カヤックで釣りしていた25歳男性救助 強風で岸に戻れず

上越海上保安署によると、2020年3月13日午前11時10分頃、新潟県上越市直江津港の上越火力発電所付近でカヤックに乗って釣りをしていた男性が、強風で岸に戻れなくなったと通報があった。国際石油開発帝石直江津LNG基地の職員が用意した縄はしごを使用して、同日午前11時51分に救助された。男性にけがはない。

発表などによると、通報を受けた後すぐに同基地と消防局、警察に連絡後、同署員が現場に向かった。同基地の職員が先に男性を見つけ、救命浮き輪を投げ、縄はしごを用意した。

救助の様子(上越海上保安署提供)
20200313漂流救助

救助された長野県佐久市の男性(25)は、同日午前6時30分頃に、友人とそれぞれ1人乗りのカヤックに乗って、同市上荒浜の海岸から釣りに出発。同基地の北側の海上で釣りをし、午前10時頃に岸に戻ろうとしたが強風で戻れず、先に岸に戻っていた友人に電話で連絡。友人が118番通報した。
現場は北西の風15m、波の高さは1.5mだった。

男性が救助された場所