上越、妙高で29人が感染 上越保健所管内で新たな集団感染確認

新潟県は2022年2月1日、上越市の17人と同市滞在の1人、妙高市の11人の計29人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内全体では351人だった。

県によると、新たに上越保健所管内の学校関連で同日発表の1人を含む5人の集団感染が確認された。既存の集団感染としては同保健所管内の学校関連で同日公表分の5人を含む61人が確認された。

大町小の児童感染

上越市教育委員会は1日、大町小の児童1人が新たに感染したと発表した。

同小は濃厚接触者が特定され感染が広がらないことが確認されており、一部の学級を除いて学校と放課後児童クラブを平常通り行う。

上越市立保育園で職員1人、園児3人が感染

上越市は1日、いたくら保育園に勤務する職員1人と市立保育園に通う3人が新たに感染したと発表した。

職員は1月31日に医療機関を受診。検査の結果翌1日に陽性が判明した。同園は職員の濃厚接触者が特定され、園児や職員への感染拡大の恐れがないとし、通常通り開園している。

保育園児3人は1月29日から登園していないため、休園せず、園名は公表していない。

妙高市は新井小児童3人と園児1人

妙高市は1日、市立新井小学校に通う児童3人と市内の園児1人が新たに感染したと発表した。同小は臨時休校中だったため、校内での感染拡大はないとしている。なお、同小は2月1日から再開している。

園児は感染した同居家族の濃厚接触者として自宅待機期間中に発熱などの症状があり受診。検査の結果陽性が判明した。園内での感染拡大の可能性がないため、休園はせず、園名は公表されていない。