上越市が「子育て臨時特別給付金」誤支給 所得制限超えの2世帯に給付

新潟県上越市は2022年1月26日、コロナ禍の国の子育て支援として18歳までの子ども1人につき10万円を支給する「子育て世帯への臨時特別給付金」で、所得制限限度額を超えた支給対象外の2世帯に対し、誤って支給していたと発表した。

誤支給の金額は各世帯10万円の計20万円。同給付金は高校生のみを養育する世帯と公務員世帯は申請が必要で、申請を受けた市が扶養親族や所得などを把握して支給対象かどうかを審査するが、審査する際に確認が不十分だったという。

給付金は18日に2世帯に支給されており、書類のチェック作業で1世帯が誤支給が判明したため、全てを調査したところ、もう1世帯の誤りが判明した。市は2世帯に謝罪した。今後給付金は返還される。

同市子育て給付金事務室は「チェックの回数を増やすなどし、再発防止に取り組む」としている。