上越市22人、妙高市10人感染 学校関連で新たな集団感染

新潟県は2022年1月26日、上越市に住む22人と妙高市に住む10人の計32人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれも中等症、重症ではない。県内全体では過去最多の628人となり、今月22日の494人を上回った。

学校関連で新たな集団感染

県によると、新たに上越保健所管内の学校関連で同日発表の2人を含む9人の集団感染が確認された。既存の集団感染としては同保健所管内の学校関連で同日公表分の4人を含む28人と、同保健所管内の企業関連で同日公表分の1人を含む16人が確認された。

妙高市によると26日に公表された10人のうち、4人が新井小に通う児童。

柿崎中や美守小などで感染

上越市教育委員会は26日、市立柿崎中学校の男子生徒2人と女子生徒1人、市立美守小学校の男子児童1人が新たに感染したと発表した。

柿崎中の生徒はいずれも21日まで登校。24日に検査し、24、25日に結果が判明した。同校は生徒の感染を受けて臨時休校しており、感染者はこれで7人となった。

美守小の児童は24日に登校。26日にPCR検査の結果、同日感染が判明した。同校は感染が広がらないことが確認されるまで臨時休校する。

このほか、同市では市立小の男子児童1人と市立保育園の男児1人の感染も発表したが、いずれも数日間登校、登園しておらず、活動に影響がないことから校名や園名は公表していない。