新潟県上越市は2022年2月15日、新型コロナワクチン3回目接種券を、追加接種の対象にならない18歳未満の市民70人に対し誤って送付したと発表した。
市健康づくり推進課によると、接種券は昨年8月1〜31日に2回目の接種を終えた市民3万200人に10日発送した。このうち誤送付があったのは12〜17歳の計70人で、14日に行った発送後の点検で誤送付が判明。同日対象者に謝罪の文書を送付した。市は「18歳未満は予約システムで予約できない状態になっているため、今回の誤送付によるワクチンの誤接種は発生しない」としている。また、個別接種を実施する医療機関に対しては誤送付があったことを周知する。
同課は送付前に非対象者の接種券の抜き取り作業を行うところ、確認不足でそのまま発送したとして「接種券の抜取対象者の名簿の作成及び抜取作業を複数の職員で確認することにより、誤送付が起こらないよう再発防止に取り組む」としている。