上越警察署と県警組織犯罪対策部第一課などは2018年3月5日午後9時59分、新潟県上越市高崎新田の極東会系の暴力団幹部の無職男(56)を銃刀法違反の疑いで通常逮捕した。
同署の発表によると、男は昨年9月頃、上越市五智6の五智公園内にある交通公園の売店で拳銃一丁と実弾を所持し、弾丸2発を発射した疑い。
同署によると、2発の弾丸はそれぞれ売店のシャッターと店内の冷凍庫に当たったという。同署などは、暴力団関係者が売店を経営しているとみて捜査しているが、暴力団の抗争については、現時点では確認されていないという。同署は、男の認否について明らかにしていない。
売店は上越市が設置許可を出している。上越市都市整備課によると、1975年から同じ経営者で、昨年の許可の更新時には「反社会的勢力ではない」とする誓約書を提出していたという。
現場はシーズン中は多くの家族連れが利用するゴーカート乗り場の近く。売店は昨年11月から4月15日まで冬季休業している。