3施設が集まり「上越あるるん村」誕生! オープン日は4月27日に決定

JAえちご上越が運営する新潟県上越市大道福田の地産地消複合直売施設「あるるんの杜」敷地内に建設中の農産物直売所「あるるん畑」(移設)と、近海魚などを取り扱う新施設「あるるんの海」のオープン日が2018年4月27日に決まった。市内で開かれたあるるん畑利用組合総会で報告された。同JAは今後、施設一帯を「上越あるるん村」と呼んでPRしていく。

2018年4月27日にオープンが決まった「上越あるるん村」の看板
あるるん村看板

農産物直売所「あるるん畑」を、約230m南側にあるレストランを備えた地産地消複合直売施設「あるるんの杜」敷地内に移転し、新施設「あるるんの海」で鮮魚も扱うことで、「あるるん村」として食の拠点施設化を図る。農産物だけでなく鮮魚も取り扱うことで、一か所で買い物を済ませられる “ワンストップショッピング” のニーズに応え、地域住民や観光客の利用増加や、組合員の農業所得の増加や生産の拡大などをねらう。 

新築移設されるあるるん畑は、売り場面積が既存施設の約1.5倍の810平方mとなる。面積の拡大により、品揃えがさらに充実するほか、通路が広くなることで車椅子やベビーカーの利用者などでも買い物しやすくなるという。開店時刻も来店者のニーズに合わせ、これまでより30分早めた午前9時30分にする。

建設が進められている「上越あるるん村」
あるるん村

上越あるるん村は3月末に施設が引き渡される予定。グランドオープンの準備のため、あるるん畑は4月24〜26日、あるるんの杜は4月18〜26日まで休業となり、あるるんの海は4月21日にプレオープンする。オープン日の27日から30日まで「あるるん村オープニングイベント」が行われる予定だ。

あるるん畑の従来の施設については、JA側で有効活用できるように検討するという。

あるるん畑利用組合の堀川富雄組合長は「鮮魚店も加わり、ワンストップショッピングができるようになる。地域活性、農業が元気になり、(自分たちの)生きがいが持てるよう、もっともっと頑張って取り組んでいきたい」と話している。

上越あるるん村(上越市大道福田)

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