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イチコスーパーが全店でセミセルフレジ導入へ その理由は?

4年前

新潟県上越市と妙高市にスーパーマーケットを展開している「イチコ」(本社・上越市本町1)は2016年10月7日、上越市内で初めて直江津店(下源入)に、代金の精算だけを客が機械で行う「セミセルフレジ」を導入した。今年8月には新井店(妙高市石塚町1)に先行導入しており、今後全店に拡大する予定。

イチコ直江津店に導入されたセミセルフレジ。精算を客自身が行う
イチコ_セミセルフレジ

セルフレジには、商品に付いているバーコードの読み取りから精算までを全て客が行う「フルセルフレジ」と、代金の精算だけを客が機械で行う「セミセルフレジ」の2種類がある。上越市内では、イオン上越店、ナルスインター店、ナルス南高田店などに、フルセルフレジが導入されている。セミセルフレジは、イチコが上越地域で初めて導入した。

フルセルフにした場合、客自らが行うバーコードの読み取り(スキャン)に時間がかかり、効率が悪いデメリットがある。一方、セミセルフの場合、スキャンは習熟した従業員が行うのでスピードが早い。精算は客自身が行うため、後ろに並んでいる客を気にすることなく、自分のペースでゆっくり支払える。レジの通過が早くなり、混雑時の待ち時間短縮につながるという。

精算時の混雑をなくすため、直江津店ではレジ8台に対し、精算機をその1.5倍の12台導入した。混んでいる場合は、別の精算機に誘導する。客はパネル画面の表示に従って現金を入れ、釣り銭を受け取るとレシートが出る仕組みだ。クレジットカードやプリペイドカードにも対応している。

同社の小林和雄常務は「県立中央病院に診療費の精算機があり、機械での精算に慣れている高齢者も多い。セミセルフレジの導入で生産性が上がるので、袋詰めを手伝ったり、かごを運ぶなどのサービスに回したい」と話す。

また、客とお金のやり取りがないので、金銭の間違いが生じない。従業員のストレス軽減になり、人手不足解消につながるという。

直江津店でほぼ毎日買い物するという安江3の主婦は「ゆっくり小銭を支払えるので便利。使い方も簡単」と話していた。