2015年5月30日午後5時過ぎから、新潟県上越市板倉区国川の92歳女性が自宅近くの山へ出かけたまま行方がわからなくなっている。同市によると警察、消防、同市、地元消防団、町内会など約80人体制で捜索にあたっているが、6月1日午後3時現在、女性の発見には至っていない。
上越署によると女性は同日夕方、家族に「(畑がある)山に出掛けてくる」と話し、家を出た。しかし同日夜になっても女性が自宅に戻らないことから、家族が同署に通報した。
同署によると捜索は5月31日から開始。同日と6月1日には県警ヘリも捜索にあたった。
現場付近では国川公民館が現場本部となっている。自主防災組織本部長の見波秀治さん (61) によると山は斜面やため池が多く、危険な場所が多いという。「ヘリで捜索してもらっているが、いまだ見つからない。協力して捜索にあたっている。早く見つけることができれば」と話した。
同署によると女性は身長130cm位でやせ型、服装は灰色の農作業着を着用しているという。