辛さ4段階 上越市稲田4に「麺辛屋 美國」 11月1日オープン

辛麻婆あんをかけた豚汁ラーメンを提供する「麺辛屋 二代目 美國(みくに)」が2018年11月1日、新潟県上越市稲田4にオープンする。今年5月に閉店した「やまだラーメン稲田店」跡。

辛麻婆あんがかかった「美國豚汁ラーメン」(800円)
美國豚汁ラーメン

「美國ラーメン」は、鶏白湯スープで、豚バラ、キャベツ、もやし、ピーマン、豆腐、ニンニクなどを煮込み、みそだれやスパイスを加えた“辛豚スープ”が特徴。盛り付けた上から、どろりとした辛麻婆あんをかけて提供している。

メニューに書かれたトウガラシの数(1〜4本)で辛さが分かる。基本の「美國豚汁ラーメン」(800円) は1本。一番辛い4本は「特製極辛豚汁ラーメン」(900円)「美國つけ麺」(850円)「美國のマーボ麺(汁なし)」(900円) となっている。辛いものが苦手な人は「美國ごま豚汁ラーメン」(900円) がある。

中太ストレートの麺は、有名ラーメン店がこぞって採用している「サッポロ製麺」(本社東京)から取り寄せている。もっちりとした食感が特徴で、みそ味のスープと良くからむ。

上越市出身の店主、関原裕卓さん(40)は、激辛ラーメンで知られる「蒙古タンメン中本」(本社東京)で10年ほど修行。さらに先輩が経営する激辛店「つけ麺 坊主」(本社茨城県)にもインスパイアされ、上越発祥の “豚汁ラーメン” と結びついて「美國豚汁ラーメン」が誕生した。

店名は、今年1月に他界した祖母が、大正から昭和にかけて上越市仲町で経営していた食堂「美國」から取り、“二代目”を名乗る。関原店主は「自分がラーメン店をやるのに、運命のようなものを感じる。今後は新メニューを開発し、長野、金沢にも店舗展開していきたい」と語る。

「辛いのが好きな人も、まずは “美國豚汁ラーメン” から食べて、辛さを確認してほしい。これから寒くなるので、トウガラシに含まれるカプサイシンの効果で温まってほしい」と話している。

ラーメンは大盛り無料。特大は100円増し。曜日限定で提供する「赤めし」(150円)、辛さをやわらげるバター(50円)や、味の変化を楽しむ納豆(50円)のトッピングもお薦め。入り口に券売機あり。

テーブル9席(小上がり4席)、カウンター9席の店内
美國店内

麺辛屋 二代目 美國
所在地 新潟県上越市稲田4-12-3 ヤマトプラザ2階
営業時間 11:00〜14:00、17:00〜20:00
電 話 025-520-7240
定休日 不定休

麺辛屋 二代目 美國