新潟県上越地域の菓子職人でつくる日本菓子協会「東和会」高田支部は2017年2月5日(日)、上越市の金谷山スキー場で、油で揚げたアツアツの揚げまんじゅうを販売する。毎年真冬のレルヒ祭に合わせて、1年に1度だけ提供しているこの時季ならではの一品だ。
揚げまんじゅうは、ふかしたまんじゅうに衣を付け、植物油で揚げたもの。同会によると、電子レンジがない時代に、日が経って固くなったまんじゅうをおいしく食べる方法として各家庭で行われていたという。17年前にレルヒ祭で名物となる菓子を提供しようと考案して以来、毎年レルヒ祭のみで販売している知る人ぞ知る一品。サックリとした軽い衣とフワフワの皮、しっとりしたアツアツのあんが絶妙な味わいだ。
今年は700個限定で販売する。普段表に出ることの少ない菓子職人たちが金谷山に設置された屋台に立ち、大鍋で揚げたてのまんじゅうを提供する。東和会高田支部の笹川弘文会長(50)は「職人が目の前で揚げるアツアツの揚げまんじゅうをぜひ味わってほしい」と話している。
値段は1個100円(税込)。金谷山でレルヒ祭2日目の2月5日午前9時30分から販売し、700個がなくなり次第終了となる。
レルヒ祭の公式ホームページ(http://www.joetsu-kanko.net/special/lerch/)