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上越初となる「OMXソーラーシステム」を採用した家の完成見学会が、2020年7月25、26の2日間、新潟県上越市大潟区下小船津浜で開催される。手掛けたのは同区潟町の久保田建築で、自然素材もふんだんに使った快適な室内環境を体感できる。事前予約制。
公開される家の外観
公開されるのは、木造2階建て5LDKの3世代が住む家。
OMXは、屋根のソーラーで得る太陽熱・光エネルギーを利用して床暖房と発電を行うほか、ヒートポンプ1台で冷房や暖房、給湯を行い、ダクトを通して家全体に送るシステム。どの部屋も同じ温度になり、冬場ならヒートショックなどの危険性が下がるほか、換気もできるため室内をきれいな空気に保つことができる。
室内は自然素材をふんだんに使っており、内壁には湿気を吸排出する火山灰を使った塗り壁を採用。呼吸をする素材にすることで適度な湿度の快適な室内環境となっている。
3世代共有型のため、リビングダイニングキッチンは25畳という大空間に。パントリーとして使用するストックヤードも約5畳の広さがあるなど、ゆとりを持った暮らしができるようにした。
両日は、OMXが稼働した状態での室内の快適性を体感できる。「ほとんどの部材を自社加工するなど、職人の技が詰まった家です。ぜひその技術もご覧ください」と同社では話している。
公開時間は、午前9時〜午後5時。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、見学は事前予約制で、来場時はマスクと靴下の着用が必要となる。
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予約電話 0120-34-2720。
