27歳の若者が選ぶこだわりの無農薬野菜 「八百屋の土田」上越市東本町1に開店

新潟県上越市東本町1に無農薬栽培の野菜にこだわった「八百屋の土田」が今月、オープンした。町家が並ぶ一角に店を構えたのは土田竜吾さん(27)。土田さんが厳選した安心安全な野菜や米などを店頭で販売している。 店は奥に長い町家で約4坪の土間に、大根やカボチャ、ニンジン、糸瓜、リーフレタス、パプリカなどが並ぶ。取り扱い量はそう多くないが、いずれも土田さんが、無農薬・無除草剤での栽培を確認した農家などから仕入れたものだ。 土田さんは高専卒業後、自動車関連の会社に努めていたが、自身がアトピー性皮膚炎を患った経験から、食の安全安心に強い関心を持つようになり、野菜を生産する農家との交流を進めていく中で八百屋になることを決意した。今年に7月勤めていた会社を退職し、祖父の家だった町家を活用して東本町に店を構えた。

店で野菜を販売する土田さん 八百屋の土田

仕入先として上越で無農薬、無除草剤の農家を探し、今月上旬の開店にこぎ着けた。「安心安全な野菜を提供するとともに日本の食と農について消費者の方々にも考えてもらいたい」と土田さん。 店には野菜のほか、卵、米、味噌、塩、醤油も並ぶ。またオリーブとローレルの純石鹸や松の樹液の洗剤なども取り扱っており「野菜を中心とした食だけでなく、ライフスタイルを地球に優しく転換することも提案していきたい」としている。 店は不定休で、営業時間は午前10時から午後7時まで(土日祝日は午後6時まで)。駐車場もある。 ↓八百屋の土田フェイスブックページ https://www.facebook.com/yaoya.tsuchida
「八百屋の土田」の場所