新潟県の上越市立水族博物館「うみがたり」は2019年7月13日、イルカの豪快なジャンプによる水しぶきを演出した夏限定の新プログラム「スプラッシュ・オブ・ドルフィン」をスタートした。実施回数は1日3〜6回。9月1日まで。
躍動感あふれるジャンプを披露するのは、オスのメイビスと、メスのアーチの2頭。約15分間のプログラム前半は、イルカとトレーナーによるパフォーマンス、後半はジャンプや後方宙返り「バックフリップ」などによる豪快な水しぶきの連発で楽しませる。
同館では「夏らしい躍動感のあるジャンプと豪快な水しぶきで、お客様に涼んでもらいたい」と話す。
開始前には前列とプールサイドの客に、水しぶきで濡れるおそれがあることがアナウンスされた。タオルで顔を覆ったり、ビニール袋を用意しで用心していた観客もいたが、前から5列目ぐらいまで何回も水がかかった。イルカがジャンプするたびに客席から悲鳴と歓声が上がり、しばらくどよめいた。
最前列で子供2人にポンチョを着せて見ていた長野県佐久市の男性(64)は、「(水しぶきに)やられるだろうと予想していたが、予想を上回る盛大な水しぶきで防ぎきれなかった」と、笑いながら話していた。
パフォーマンスは7月が平日3回、土日曜が4回。8月は1日4〜6回行われる。
午後6時からは、海に沈む夕日をバックに繰り広げられる「サンセットバージョン」となる。ゆったりした曲に合わせ、イルカが優雅なパフーマンスを行う。
◇うみがたり公式サイト http://www.umigatari.jp/joetsu/index.html