ポーチ置き忘れ 公金と個人情報紛失 上越市の市税納入促進員

新潟県上越市は2015年5月29日、市税等納入促進員の男性職員(58)が収納業務中に携帯ポーチをなくしたと発表した。ポーチの中には公金1万2000円と25人分の個人情報が入っていた。

同市によると、男性職員は5月28日午後0時半頃、市内の県営住宅を訪れ、訪問先が留守だったため、置き手紙をしようとした際にポーチを集合ポストの上に置き忘れた。1時間後に気付いて戻ったがなくなっていたという。

ポーチの中には、釣り銭用の現金1万2000円と5月上旬から集金してきた25人分の住所、名前、収めた市税の金額などが記載された預かり証書(領収書)の控えが入っていた。

市では25人全員に経緯を説明し、おわびするとともに、上越警察署に紛失届を出した。

置き忘れ防止のため、市では今後、集金用にポーチを使うをのやめて、肩掛け式のショルダーバッグを使用するとしている。