新潟県は2020年4月23日、上越市新南町の県立中央病院で県が医事業務を委託している業者の職員が、個人情報が記載された外来診療費領収書と診療明細書を誤って別の患者に渡していたと発表した。
委託先はBSNアイネット(新潟市)で、4月22日午後5時35分頃、同社職員が会計窓口で誤って別の患者に外来診療費領収書と診療明細書を渡した。本人確認が不十分だったという。領収書と診療明細書には、住所、氏名、生年月日、検査項目や画像診断項目など診療内容が記されていた。
その日のうちに誤交付した領収書などは回収し、23日までに患者2人に謝罪した。
県では「今後、同様の事案が発生することのないよう、委託先を十分指導する」としている。