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上越市内で栽培するイチジクが食べ頃 レストランや日本料理店でも提供

3週間前

 新潟県上越市内の農家で栽培されたイチジクの出荷が始まっている。地場産のイチジクが店頭に並ぶこの時期を待ち望んだ人たちが直売所に訪れているほか、市内の飲食店ではイチジクを使った料理やスイーツも提供されている。

食べ頃を迎えたイチジク
イチジク

旬菜交流館「あるるん畑」(同市大道福田)では8月中旬から市内各所で栽培された甘く熟したイチジクが店舗に並ぶ。同市上箱井、板倉区、三和区などで栽培され、価格はおよそ3〜6玉で450円から。

同店によると例年8月中旬から秋まで味わえることから、この時期になるとイチジク目当てに訪れる客も多いという。亦野潤一店長は「地場の果樹を求める方が多く、イチジクは人気。品質の高いイチジクをぜひご賞味ください」と話している。

イチジク農家、板倉区宮島の畔上克己さん(74)は約20年前にイチジク栽培を開始。自宅近く、約30アールの畑で「桝井ドーフィン」「ホワイトゼノア」の2種、450本のイチジクの木を育てる。

畔上さんのイチジク畑は約30アール
イチジク2

畔上さんのイチジクはあるるん畑や妙高山麓直売センターとまとで販売されるほか、市内の有名レストランや日本料理店などで使われるなど、一般のみならず料理人のファンも多い。今冬の豪雪で木が折れたり割れたりし、生育が心配された。例年よりやや小粒だが、「変わらずに糖度は高いですよ」と畔上さん。

「小粒でも糖度は高い」と畔上さん
イチジク3

フレンチレストラン「ラ・ファミーユスユクル」(同市大貫4)の佐藤和樹オーナーシェフは畔上さんと約15年の付き合い。普段は店でデザートに使用し、ケーキやジュレ、コンポートなど、2種のイチジクを使い分ける。畔上さんのイチジクは客にも好評で「初めて食べた人は『イチジクってこんなに甘いんだ』ってびっくりすると思いますよ」と佐藤さん。

畔上さんは「生食がおすすめだけれど、加熱すると甘みが増す。今年もおいしいと言ってもらえたらうれしいですね」と話している。