上越妙高駅西口のフルサットにから揚げ店 地場産食材使用の「酉かつ」

上越妙高駅西口のコンテナを使った商業施設「フルサット」(新潟県上越市大和5)に2017年6月2日、から揚げ料理をメインに提供する「酉かつ」(鳥原克哉代表)がオープンした。地場産食材を使った自慢のから揚げを味わうことができる。

上越妙高駅西口にオープンした「酉かつ」
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店は昼と夜に営業し、食堂や居酒屋として利用できる。看板メニューは「酉かつ焼き」。県内で生産された「越の鶏」を、醤油やニンニクや生姜などでブレンドした特製たれに一晩漬け込み、上越産の米粉をまぶして揚げた一品だ。単品は700円で、ご飯と味噌汁を付けると900円。

「越の鶏」を使った「酉かつ焼き」
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「醤油麹唐揚げ」は上越市東本町3の「町田醤油味噌醸造場」の醤油麹を使用。通常のから揚げよりも見た目が黒く、濃い味を連想させるが、優しい味に仕上げたという。単品750円、定食950円。

「醤油麹唐揚げ」
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そのほか、おかず類には野沢菜(100円)やポテトサラダ(150円)などがある。午後5時以降は、たこわさび(200円)、じゃこピザ(250円)などのつまみ類も提供する。アルコール類は生ビール(500円〜)やハイボール(350円)をはじめ、ワイン(400円)など。夜だけでなく、昼間に注文することもできる。価格はいずれも税込み。

フルサットは今年3月から、第3期目となる工事を行っており、敷地面積を従来の1650平方mから約2倍となる3070平方mまで拡充することが決まった。同店は第3期工事以降では初のテナントとなり、フルサット内では6店舗目となった。店舗の東側一面は窓ガラス張りになっており、食事をしながら上越妙高駅を眺めることができる。今夏までにさらに2店舗の出店が決まっており、工事を進めている。

一面窓ガラスの店内東側。上越妙高駅を眺めながら食事できる
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鳥原代表は上越市出身。約20年間、飲食店などで料理や経営の経験を積み、念願の店を構えた。店名は「鳥原克哉」の名前を略した「とりかつ」に由来する。鳥原代表は「地元の食材を活用した。上越妙高駅に来た時に、気軽に立ち寄っていただければ」と話している。

店内はカウンター14席。営業時間は、昼間が午前11時から午後3時。夜が午後5時から同10時。不定休。問い合わせは025−520−7868

「酉かつ」(上越妙高駅西口フルサット内)