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[新型コロナ] 上越市立小中の分散登校始まる 机の間隔広げ、人数半分、授業半日

3週間前

新型コロナウイルスに対する緊急事態宣言で臨時休校となっていた新潟県上越市立の小中学校が2020年5月11日、再開し分散登校が始まった。4月22日から休校となっていた子どもたちは20日ぶりの登校となったが、久しぶりに会う友達も半分に限られ、静かな学校生活のスタートとなった。

机と机の間隔を広げ、半分の人数で授業に臨む児童(2020年5月11日高志小)
高志小

学校の再開は、政府が求める感染拡大防止のための「新しい生活様式」の実践を前提に、学習機会の保証や健康状態の確認のため。分散登校は、概ね1学級が20人以上の学校が対象で、地域や出席番号などでグループ分けを行い、1学級を概ね20人以下にし、原則週に2、3回程度登校する。1回の登校は午前か午後のいずれか半日。

市立高志小は全校児童462人を町内単位で二つのグループに分け、初日はAグループ240人が登校した。5月末までの分散登校の期間中は、交互に週2、3回、午前中のみ4限の授業を行い、給食後の下校となる。同校は学校の再開に向け、校舎内の消毒を行ったほか、家庭には毎朝の児童の検温を指導している。

使用しない半分の机と椅子は教室の隅に
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3年2組では24人のうち12人が登校。使わない机と椅子は教室の隅に集め、机と机の間を1m以上空け、窓を開けて換気をするなど、いわゆる「三密」を回避した。

担任の松岡優子教諭は「6月にクラス全員で楽しく授業ができるように、マスクを付け人との距離をとるなど、今は、がんばりましょう」と児童に呼び掛けた。学習の遅れを心配する保護者もいるため、個別指導のチャンスと捉えて授業を進めていくという。男子児童の1人は「連休は家族でバーベキューをした。友達が半分いないのはさみしいけど、学校は楽しい」と話していた。

遠藤和英校長は「児童の健康状態に気を付けながら、授業を行っていきたい」と話した。

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