雪室貯蔵の風味豊かなそばを1日20食限定で提供 3〜6日に「農家レストランおかげさま」

新潟県上越市大道福田の旬菜交流館「あるるん畑」内にある「農家レストラン おかげさま」は、ゴールデンウィーク期間中の2017年5月3〜6日、雪室貯蔵したそばの実から挽いたそば粉を使った手打ちそばを提供している。各日限定20食。総菜バイキング付きで750円。

同レストランでは、毎週金、土曜の週2回限定で手打ちそばを提供。地元でそば打ち講師を務める同市新光町2の斉藤多助さん(70)が打ち、昨年の提供開始以来、人気メニューとなっている。

雪室そば2

雪室貯蔵したそばの実を電動製粉機にかける斉藤さん
雪室そば1

斉藤さんの出身地、上越市桑取地域で栽培、収穫した「とよむすめ」を昨年12月、同市安塚区の雪室に約60kg入れた。斉藤さんは「雪室貯蔵すると食材が甘くなると言われている。そばも甘みが出たり、おいしくなると思い、雪室で貯蔵してみました」。

斉藤さんが打つのはやや細麺で、のどごしの良い二八そば。雪室貯蔵したそばの実を電動製粉機やふるいにかけてそば粉にし、手際よく打つ。斉藤さんは雪室貯蔵したそばを「とにかく香りが良い」と言い、「そば本来の香りを存分に楽しんでいただけると思う。一度味わってみて」と話している。

連休終了後も雪室貯蔵のそばを提供予定。なくなり次第終了。なお、5月14日に同市下正善寺の正善寺工房で開かれる「たけのこの里まつり」でも打ちたてそばを味わうことができる。一杯200円。

「あるるん畑」内、農家レストラン「おかげさま」