ご当地ナンバーは「上越」に決定 今後は図柄検討

上越市、妙高市、糸魚川市の3市での導入を目指す自動車の「ご当地ナンバー」の名称案が「上越」に決まった。住民へのアンケートの結果を受け2018年2月22日の検討委員会で決定した。今後は図柄などの検討を行い、国交省の認可を経て、2020年度には「上越ナンバー」の車が誕生する。

ご当地ナンバーの名称案を「上越」に決定した検討委員会 20180222ご当地ナンバー

現在「長岡ナンバー」の3市と県が、上越地域の名前を冠し、名所などの図柄を入れたナンバープレートを導入しようと、昨年6月から協議を開始。有識者らによる検討委を設置し、議論を重ねてきた。

この日の会合では、名称案について1月下旬から2月上旬、各市のショッピングセンターなどで3市の住民2000人と企業300社を対象に実施したアンケート結果が示された。住民の65.4%、企業の73.2%から「賛成」の回答があった。「反対」と回答した住民は9.8%、企業は8.9%に留まった。

アンケート結果を踏まえ、名称案を「上越」に決定。今後は3市の市長が承認次第、連名で国に申請する。またご当地ナンバーに盛り込む図柄についても協議していく。図柄は3市それぞれの観光名所や名物などを採用する方針。

上教大副学長で検討委の梅野正信会長は「上越という名称は、3市を盛り上げ、活性化する名前だと思う。(今後協議していく図柄は)子供から大人までが笑顔になる、この地域に住んで良かったと思えるようなデザインにしたい」と話していた。

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