フィットネスクラブ「りびねす」が念願の「NHKのど自慢」出場 応援してくれた人たちに感謝を込めて

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今年でオープン5年目を迎えた会員型フィットネスクラブ「りびねす」(堀川季比咲代表・新潟県上越市新光町2)。2021年6月6日に上越市で開催された人気長寿番組「NHKのど自慢」に女性スタッフ4人が出場し、歌と衣装、ダンスパフォーマンスで会場を沸かせた。4人は「皆さんから声援をたくさんいただき、心強かったです。本当にありがとうございました」と応援してくれた人たちに感謝を伝えている。「のど自慢」挑戦から本番終了までの話を聞いてみた。

のど自慢に出場した「りびねす」のメンバー
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Q&A

-まずは「りびねす」とはどんなところですか

会員制フィットネスクラブで、自動負荷設定マシン、油圧式マシンなどトレーニング設備のほか、遠赤外線の足湯、マッサージチェア、談笑できるサロンなどを完備しています。一般会員さんの利用以外に、県内でも珍しい介護保険を利用できる“健康寿命延伸型フィットネスクラブ"として介護保険会員さんも多くいらっしゃるんです。連日、介護保険会員さんたちが元気いっぱいに通われ、マシントレーニングや足湯、おしゃべりを楽しむなどにぎわっています。

-「のど自慢」を目指した経緯を教えて下さい

今年3月、イレブンプラザ広場を会場に、子供や私たちスタッフがチアダンスを披露するステージイベントを主催したんです。多くの会員さんたちから「ぜひ見たい」と言ってもらい、練習を重ねました。ただ、コロナ禍で介護保険会員さんたち全員から見てもらうのは難しくて。ちょうどその頃、(堀川)代表が「のど自慢出演募集」を教えてくれて。テレビに出られれば会員さんから見てもらえる。「出たいね!」って一気に盛り上がりましたね。

-応募総数が800通を超え、前日に行われた予選会には、約150組が参加したと聞きました

本当は「りびねす」から5人で申し込みたかったのですが、出場人数制限が4人までで……。本選に出場した4人と、別のスタッフ1人、計2組で臨みました。前日の予選会150組に私たち2組とも出場できたんですよ。それだけでもうれしかった。

-本選に出場した4人はどのような方々ですか

「りびねす」で運動指導をしています。一番若くて33歳。残り3人は40代です。4人はタップやチアのダンサー、水泳やピラティスのインストラクター、ジャズシンガーなどそれぞれ得意分野があって。もともと人前に出ることが好きなんですね(笑)。

-曲やダンスはどのように決めましたか

一番考えたのは「どうやったら予選を通過できるか」でした。どの曲なら盛り上がるか、持ち時間が短いので、何秒でサビに入るかとか、ものすごく考えたんですよ。会場が元気に盛り上がる、サビから入るということで、松浦亜弥の「Yeah! めっちゃホリディ」に決めました。振り付けはチアダンス。メンバーの1人が担当してくれました。

左からまさみさん、ちのさん、ひとみさん、さちこさん
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-練習はどのように行いましたか

4人ともシフトがバラバラなので一度に集まるのが本当に難しくて。振り付け担当者がダンスの動画を撮影したものをそれぞれが見て個人練習を重ねました。4人で合わせたのは2、3回。ダンスは4人が接触しないような“コロナ仕様"のフォーメーションでした。

-鮮やかな素敵な衣装がお似合いでした

衣装は派手にして目立つことが狙い。あと、これは重要で、スタイルがよく見える衣装を探し、ネットで買いました(笑)。

-予選会が終わり出場連絡を受けたときの気持ちは

まさか!という思い。この日に向け、会員さんはじめ、本当にたくさんの方から応援してもらっていたのでうれしかったですね。4人で「ここまできたらやるしかないよね」って。会員さんたちには結果を知らせることができないため、事前に「日曜日の本選に出るか出ないかはテレビで見てほしい」と伝えていたんです。みなさん待っててくれるって言ってくれていたので出場がかない、本当に良かったです。

-当日、本番まではどのように過ごしたのですか

リハーサルがありました。とにかく緊張していたんですけど、スタッフさんたちがものすごく盛り上げてくれて。本番間近は会場がポカポカに温かい感じ。生バンドの演奏で歌うのは感激しました。

-いよいよ本番。どのように臨みましたか 

はじめから鐘は2つだなぁって。とにかく会場を盛り上げたい、みなさんに元気を届けたいという思いです。「バーンって行けば大丈夫。音外してもダンス間違えてもみんなでカバーしよう!」って。実は直前でね、「万が一、鐘が全部鳴って合格したらどうしよう」ってなって(笑)。その時は自己紹介するから、下の名前で言おうとか、順番はこっちからしようとか。今思えばそれはないよねって笑いました。

-全国に中継されたステージはいかがでしたか

本当に最高でした。鐘は予想通りの2つ。ここだけの話、コケるタイミングも決めていたんです(笑)。その後、普段会員さんに指導している体操を会場の皆さんと一緒にやりました。ゲストの小林幸子さんと北山たけしさんの生歌に感動。本当に素晴らしかったです。

-出演を振り返ってみて

「見たよ」「良かったよ」とたくさんの声が届き、反響の大きさを実感しました。司会の小田切千アナウンサーの準備や進行、会場スタッフさんの運営が素晴らしくて。自分たちが仕事をしていく上でもとても勉強になりました。初めは自分たちが皆さんに笑顔や元気を届けたいって思いで挑戦しましたが、私たちが皆さんから笑顔と元気をもらったんです。本当に素敵な思い出になりました。

-これからの目標は

会員さんから「次(のど自慢が上越で)あるまで頑張って生きるからまた出てほしい。また見たい」と言われました。私たち、「踊ることができるか心配だけど」とは伝えましたが、その時も頑張りますね!笑顔と元気を届ける思いは変わらず活動していきます。

「笑顔と元気を届けたい」とスタッフたち(左は前日の予選に出場したレイさん)
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