新潟県上越市大道福田の上越あるるん村「あるるんの杜」内にある「米粉パン工房 じゃぱん」は今年も年始限定の“干支パン"を販売する。今回は玄米粉入りの生地に黒ごまあんが入ったかわいらしい表情が特徴の「いのししパン」だ。販売期間は2018年1月5日から14日限定。1個100円。
「じゃぱん」はJAえちご上越管内の米粉を使用したパン工房で、旬の地場産農畜産物を使用した調理パンをはじめ、お客のオーダーに応じてその場で作るコッペパンなどで人気を集める。昨年から干支にちなんだパン販売をスタートし、前回の「いぬパン」は予想をはるかに超える人気ぶりだったという。
部門長の遠藤城光さん(28)によると、いのししパンは生地となる米粉に玄米粉をブレンドすることでイノシシの茶色を表現した。中身は自家製の黒ごまあん。甘みを抑え、隠し味にハチミツを使った。「ハチミツを加えることで黒ごまの香りや風味が引き立つんですよ」と遠藤さん。顔の表情は製造スタッフたちが自由に描いているため、それぞれ顔が違うことから、「お気に入りを選んでほしい」という。鼻の部分はポン菓子埋め込んだ。
遠藤さんは「黒ごまあんは子供から大人までおいしく味わってもらえると思います。幸せに向かってイノシシのようにように突き進んでほしい」と話している。いのししパンは1日60個限定。購入は一人2個まで。なくなり次第終了。営業時間は午前9時30分から午後6時。