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関山演習場で12月にオスプレイ参加の日米訓練 上越・妙高両市長が安全配慮など要望

2週間前

陸上自衛隊は2020年11月13日、新潟県上越市中郷区と妙高市にまたがる関山演習場などで12月7〜18日、米軍の輸送機オスプレイ6機程度が参加する日米共同訓練を行うと発表した。同日、防衛省の担当者が上越市役所を訪れ、訓練の概要を説明。野口和広副市長と入村明妙高市長らは、周辺住民の安全に配慮するよう求める要望書を提出した。

防衛省北関東防衛局の深和岳人企画部長(左)に要望書を手渡す入村妙高市長
20201113日米共同訓練要望書

陸上自衛隊によると、訓練は12月7〜18日の12日間、関山演習場や群馬県の相馬原演習場などで実施される。新発田駐屯地の陸上自衛隊第12旅団第30普通科連隊基幹の隊員約400人と沖縄県のキャンプ・シュワブや普天間基地の米海兵隊約500人のほか、普天間基地に配備されているオスプレイ6機程度を含む日米の航空機計14機程度が参加。空中機動などの総合訓練や各種射撃などの機能別訓練を行う予定だという。

要望書は、防衛省北関東防衛局長と陸上自衛隊第12旅団長宛てで、上越、妙高両市の市長と議長名で提出された。周辺住民の安全安心への配慮をはじめ、訓練内容の最大限の情報提供、オスプレイによる騒音問題や万が一の墜落事故への特段の配慮、新型コロナウイルス感染防止対策の万全な実施など計6項目を要望した。訓練が約3週間後に迫る中での公表に対しては「遅いと言わざるを得ず遺憾」だとして、より早い段階での公表を求めた。

要望書を受け取った北関東防衛局の深和岳人企画部長は「頂いた懸念や心配を米側、陸上自衛隊側に伝え、適切に訓練を実施したい。地元の皆様には、日米間にとって極めて重要な訓練ということをご理解いただきたい」と話していた。

関山演習場での日米共同訓練は1990年から行われており、今回は2017年3月以来、12回目となる。前回の訓練時もオスプレイが参加し、同演習場で飛行訓練を行った。

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