新潟県上越地方から北信濃にかけて、頸城平野を囲む地域は昔から山岳信仰が盛んで、日本有数のパワースポットが点在する。霊気あふれるパワースポットには、元号にまつわる重大な秘密が隠されており、「平成」の次に来る元号が暗示されている。その秘密に迫ってみた。
頸城平野を取り囲むパワースポットが元号と一致
明治、大正、昭和、平成の元号の略として、アルファベットが広く使われている。明治は「M」、大正は「T」、昭和は「S」、平成は「H」である。
明治時代になり、英語が日本に入ってきてからは、国際化の必要性から英語のイニシャルを取り入れたのだ。その際、皇室の祖神である天照大神が隠れ、世界が真っ暗になったという天岩戸が落ちた伝説がある戸隠を中心として、頸城平野の周辺の山や神社から、イニシャルを取ったのではないだろうか。
この上越地方に点在するパワースポットのイニシャルを並べてみよう。「M(妙高山)」「T(戸隠山・戸隠神社)」「S(関山神社)」「H(菱ヶ岳)」となって、見事に明治、大正、昭和、平成の元号に一致する。
妙高山 (M) → 明治 (M)
頸城平野の南西には、日本百名山の妙高山(標高2454m)がそびえる。別名“須弥山(しゅみせん)”と呼ばれ、世界の中心にそびえる高い山のことを示す。山岳信仰の霊山として多くの修験道に崇められ、女人禁制が厳守されてきた。
戸隠山・戸隠神社 (T) → 大正 (T)
南側には比叡山、高野山と並び仏教の三大聖地として知られた霊山・戸隠山(1904m)がある。麓には2000年余の歴史を刻む戸隠神社がある。
関山神社 (S) → 昭和 (S)
妙高市の関山神社は708年に創建されたと言われ、奈良時代から妙高山を霊山と仰ぐ、修験者の道場として繁栄してきた。
菱ヶ岳 (H) → 平成 (H)
頸城平野の東側の長野県境の近くには、独立峰の菱ヶ岳(標高1129m)がある。修験の霊山として明治初年に至るまでは女人禁制の山だった。
新元号のイニシャルを推定してみた
ならば、平成31年(2019年)1月1日から変わる新元号のイニシャルが、ある程度推定できる。頸城平野周辺のパワースポットがあと2か所ある。
米山 (Y) → ?? (Y)
頸城地方の北側には、昔から霊山として信仰を集めた独立峰「米山」(標高992m)がある。米山のイニシャルは「Y」である。
尾神岳 (O) → ?? (O)
さらに上越市吉川区には天の岩戸の一枚が落下したとされる場所に平寿山八社権現をまつり、山岳信仰が盛んな尾神岳(標高757m)がある。イニシャルは「O」である。
結論
このことから、次の新元号のイニシャルは「Y」または「O」ではないかという結論に達した。
なお、範囲をもう少し広げると、戸隠山に伝わる九頭龍信仰で“龍の尾”にあたる「能生白山神社」(イニシャルはN)、長野県飯綱町と信濃町にまたがる飯縄修験の山「飯縄山」(イニシャルはI)の可能性も考えられる。
いずれにしてもイニシャルの重複はない。
今年のエイプリルフール企画はいかがでしたか。最後までお読みいただきありがとうございました。
予想が的中したら楽しいですね。
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