新潟県上越市北方の岩の原葡萄園(神田和明社長)は2021年6月19日、同社のスタンダードブランド「善」の新商品として白とロゼの2種類のスパークリングワインを発売した。スパークリングワインは飲みやすい爽やかなのどごしと華やかさなどで近年、人気が高まっており、これからの暑い時期にぴったりだ。
同社は2009年から、白とロゼのスパークリングワインを販売。創業者の川上善兵衛が育種したワインブドウ品種を使用し、フランスのシャンパンと同じ瓶内2次発酵方式で製造した「ブラン・ド・ブラン ローズ・シオター」の価格は750mlで4400円と同社のワインでは高価格帯。このため「手軽にスパークリングワインを」と、同社のスタンダードブランドの「善」シリーズで新発売した。
「善 スパークリングワイン」は、スパークリングワインの製法の一つである、スパークリング用に醸造した原酒をブレンドして炭酸ガスを注入しながら瓶詰めするカーボネーション方式を採用。価格も750mlで1694円と手頃だ。白、ロゼともにフルーティーな香りで、すっきりと爽やかな酸味とほのかな甘みが調和したバランスの良い辛口に仕上がった。
また開栓がしやすい上、繰り返し栓ができるオーストラリア・ZORK社が開発した「ZORKキャップ」を導入した。
同社営業・マーケティング部広報・ブランド担当の今井圭介さんは「気軽に飲んでいただけるワイン。“おうち時間”をおいしく過ごしてほしい」と話している。
本県と北陸地域の先行販売で、同社のオンラインストアでも購入できる。7月以降、全国販売を予定している。
▽岩の原葡萄園オンラインストア https://www.iwanohara.shop/index.html