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上越市の新水族博物館の全貌! 基本設計が明らかに

5年前

新潟県上越市が2018年春のオープンを目指して整備を進めている新水族博物館の基本設計が出来上がり2015年4月25日、同市頸城区百間町のユートピアくびき希望館で報告会が開かれた。基本設計にあたった日本設計の篠崎淳さんが、施設内外のイメージ映像などを映しながら、詰め掛けた約60人の市民らに説明した。

新水族博物館北東側(イメージ)
09-03東側その2s

新水族博物館夜景(イメージ)
09-04夜景s

全体のパノラマ写真
09-01全体イメージS

説明によると、建物は現水族博物館の西側にある第1駐車場周辺に建設する。規模は鉄筋コンクリート造り地上3階建てで、延べ床面積約8500平方m、展示水量は約3000tと現在の約1.5倍となる。

設計にあたっては(1)日本海を体感する(2)夏冬楽しめるイルカパフォーマンス(3)日本一のマゼランペンギンランド——の三つを核にした。

プールと水平線が溶け合う3階の「日本海・夕日ゾーン」(イメージ)
09-05日本海・夕日ゾーンs

3階の「日本海・夕日ゾーン」は、来館者の目の前に日本海の水平線と溶け合うプールが広がり、テラスに座って、開放された大水槽上部の水面越しに景色を眺めることができる。イルカプールでは、夏には3階の観覧席(450席)から、海をバックにイルカの華麗なジャンプなどを見物できる。冬は2階からガラス越しに水中を泳ぐ優雅な姿を見ることができ、水槽前のフロアはパーティーや結婚式に活用できる。現在、日本一の113頭を飼育しているマゼランペンギンは、生息地の環境を再現し、2階からは全体を、1階からは水中を泳ぐ姿が見られる。

全面アクリルの水中トンネル(イメージ)
09-09水中トンネルs

さまざまな形の水槽窓(イメージ)
09-07大水槽(2)s

このほか、1階には季節ごとの企画展を行う催事ホール、魚と触れ合うタッチングプール、ミュージアムショップ、外部からも利用できるレストランが設置される。2階には水量1100トンの大水槽、クラゲ・ラボ、深海生物の水槽などが設置される。大水槽には全面アクリルの水中トンネルを設ける。3階にはアザラシとの触れ合い体験ができる海獣プール、多様な生態系を再現した淡水魚水槽などが設置される。

報告会で説明する篠崎淳さん
説明会S

篠崎淳さんは「水族館は巨大な水処理プラントでもあり、施設の半分を管理スペースが占めるのが一般的。管理スペース40%を目標に設計し、広い展示スペースを確保した。3階建てにしたのは、コストと歩きやすさを両立させ、海が見えるように考えた」などと説明した。

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