ブルーインパルスの復活描く感動作、4月4日から高田世界館で上映

新潟県上越市本町6の高田世界館は2015年4月4日から、東日本大震災で被災した航空自衛隊ブルーインパルスを追ったドキュメンタリー映画「絆 再びの空へ」(2014年)を上映する。ブルーインパルスグッズの限定販売も行われる。4月23日まで。

映画のポスター(クリックで全体表示)
インパルスヨコ

 航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」が4月11日、上越市の高田城百万人観桜会の上空で編隊飛行を披露するのに合わせて上映する。

2011年3月11日に発生した東日本大震災で、ブルーインパルスが所属する宮城県松島基地に津波が押し寄せ、壊滅的な被害を受けた。しかし、ブルーインパルスは、展示飛行のために別の基地へ行っており、奇跡的に難を逃れた。修羅場となった松島基地に戻った隊員たちは、自身も家族も被災者でありながら、職務を果たすため被災地の復旧活動や支援活動に没頭する。チーム復活への取り組みが始まる中、隊員たちは「本当に自分たちは飛んでいいのか」「飛ぶことが復興につながるのか」と葛藤しながら、訓練を重ねていく。

苦難を乗り越えた末、被災地の人々の思いを一身に受けて飛行機は飛び立つ……。震災直後の目の覆いたくなるような現実を背景にした人間ドラマと、熟練のカメラマンが捉えた映像が美しい感動作。手塚昌明監督。100分。

上映は4、5、11、12、20、22、23日が、午前10時からの1回上映。13日と15~17日が、午前10時と午後7時の2回上映。ほかの日は休映。

料金は一般1500円、シニア(60歳以上)1100円、大学生1100円、高校生以下800円。ブルーインパルスグッズは、帽子、ワッペン、模型など各種を用意している。同館内のみの限定販売となる。

館内で販売される限定グッズ
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