高田駅近くの踏切で女性が列車に接触し意識不明の重体

2015年1月27日午後10時6分頃、新潟県上越市寺町2のJR信越本線善導寺踏切で、長野駅午後8時48分発の直江津駅行き下り普通列車に女性が接触する事故が発生した。女性は同市内の病院に運ばれたが、意識不明の重体。

事故があった善導寺踏切
列車事故の踏切S

上越署の発表によると、電車運転士の話として、列車が踏切の50mほど手前に差し掛かったところ、女性が寺町方向から踏切内に進入してきたのを発見。すぐに非常ブレーキをかけたが間に合わなかったとのこと。女性の身元は不明で、50~60代くらい。

同踏切は高田駅から南高田駅方向に約400mの地点にあり、警報機も遮断機も付いていた。現在警察で事故原因や身元などを調べている。

JR東日本新潟支社によると、電車の乗客乗員約10人にけがはなかった。この事故で信越本線は直江津~新井駅間で約1時間運転を見合わせた。そのため普通列車上下線5本に最大72分の遅れが生じ、約150人に影響が出た。


上越署は2015年2月2日、電車と接触した女性の身元が上越市内居住の50歳代女性と判明したと発表した。

同署の発表によると、女性はいまだに意識不明で、同市内の病院に入院中だという。