上越妙高から東京まで最短1時間46分 北陸新幹線のダイヤ発表

JR東日本とJR西日本は2014年12月19日、来年3月14日に開業する北陸新幹線のダイヤを発表した。上越市の上越妙高駅には、最速の速達型列車「かがやき」は停車しないが、「はくたか」はすべて停車する。上越妙高─東京間の最短の所要時間は、上りが1時間46分、下りは1時間50分。ほくほく線と上越新幹線を乗り継ぐ現行に比べて、上りで18分、下りで12分短縮される。

上越妙高駅西口
eki_s

東京─金沢間のはくたかは1時間に1本程度、1日14往復運転する。このほか早朝、深夜の時間帯に長野─金沢間ではくたかが1往復運転する。さらに平日の朝の時間帯に、上越妙高始発で長野行きの臨時のはくたかが2本運行され、長野で金沢発のかがやきに接続する。

上越妙高から上り東京行きの最初のはくたかは、午前7時15分発で午前9時20分東京着。最終便は、午後8時49分発で東京着は午後10時52分。反対に東京から上越妙高への下り最終便は、午後8時12分発で、上越妙高着は午後10時6分。東京からの下りの始発は、午前6時28分発で、午前8時32分に上越妙高に到着する。

上越妙高─長野間の臨時のはくたかは午前6時36分上越妙高始発で、金沢始発の速達タイプのかがやきに長野で接続し、午前8時32分に東京着。この臨時のはくたかを使った場合、東京での滞在時間は、現在の特急はくたかから上越新幹線への乗り継ぎに比べ1時間23分増え、11時間14分となる。

また同日、北越急行もダイヤを発表。現行の特急はくたかが廃止され、超快速列車「スノーラビット」が投入される。特急との待ち合わせ時間解消や、上越新幹線との接続時間の短縮により、直江津―東京間を、ほくほく線・上越新幹線経由でこれまでより10分早い平均2時間56分で結ぶ。

直江津発午前5時52分でほくほく線から越後湯沢で上越新幹線に接続し、東京着は午前8時40分。東京発の最終は午後8時52分、直江津着は午後11時44分で、東京での滞在時間は12時間12分と、北陸新幹線を使った場合よりも約1時間長くなる。

また同日、並行在来線を運営するえちごトキめき鉄道も、ダイヤを発表している。

ダイヤの詳細は各社のプレスリリースを参照してください

◇JR東日本新潟支社のプレスリリース
http://www.jrniigata.co.jp/Scripts/press/2015.3.14all.pdf

◇北越急行のプレスリリース
http://www.hokuhoku.co.jp/1osirase/press-release/20141219.pdf

◇えちごトキめき鉄道のプレスリリース
https://www.echigo-tokimeki.co.jp/PDF/141219_01.pdf
https://www.echigo-tokimeki.co.jp/PDF/141219_02.pdf(時刻表)

サイト内関連記事