上越市高田公園の桜 昨年より2日早く開花

第89回高田城百万人観桜会(2014年4月4日~20日)を主催する上越観光コンベンション協会は4月3日、会場となっている新潟県上越市の高田公園にある調査木のソメイヨシノが開花したと発表した。昨年より2日早く、平年よりも5日早い。観桜会開幕前日の開花となった。

開花したソメイヨシノの調査木(上越市高田公園、午後3時30分過ぎ)
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同協会と、園内の桜の観察活動などを行っている環境ボランティアグループ、エコ・グリーンの青木ユキ子代表が同日午後3時過ぎ、開花宣言の基準としている忠霊塔前の調査木に8輪の花が咲いていることを確認。目安となる5,6輪を上回ったことから開花宣言となった。

新潟地方気象台によると、この日の上越市高田の最高気温は22.3度と5月中旬並みの暖かさ。青木代表は「午前に見た時は、今日はまだ咲かないかなと思ったが、昼過ぎから風がやみ暖かくなったことから急に咲き出した」と話した。

青木代表によると、今年は3月20日頃まで寒い日が続いたが、その後、一日の平均気温が高い日が続いたため平年より開花が早まったとみられる。