JAえちご上越の公式マスコットキャラが誕生 小学3年生がデザイン

JAえちご上越(本店・新潟県上越市)は2014年1月7日、同JAのマスコットキャラクターのデザイン考案者の表彰式を上越市藤巻の本店で行った。同市大道福田の小学3年生、猪田舞桜さん(9)がデザインした米粒をモチーフにしたキャラクターが採用された=写真=

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キャラクターは、同JAが農畜産物のピーアールなどに活用しようと、昨年一般公募した。128作品が集まり同JAのプロジェクトチームが5作品に絞り、昨秋19会場で行った農協まつりで人気投票を行った。投票総数4698票のうち、猪田さんの作品が2469票を獲得し採用された。

米粒の形で、玄米の妹と弟をおんぶしたり、前のポケットに入れている愛らしいキャラクターに決まった。

同JAの服部武経営委員会会長は「熊本のくまモンのような人気キャラクターになるようJAととして力を入れて取り組んでいきたい」と話し、表彰状を手渡した。

猪田さんは「選ばれるとは思わなかったのですごく嬉しい。子供にやさしいキャラクターとして活躍してほしい」と話していた。

デザインした絵を手にする猪田さん
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また表彰式には、JAの広報紙を見てキャラクター誕生を知ったという同市中郷区のキャラクター「さとまる」が「舞桜さん、最優秀賞おめでとうございます。上越地域の他のキャラクター仲間と一緒に活躍できることを待っています」とお祝いのメッセージを寄せた。

名称は応募当初「もちもち・ちゃん」と名付けられていたが、類似の名称が商標登録されている可能性が高いことから、調査した上で今月中に決定する予定。着ぐるみも作り、イベントなどでのピーアールに活用する予定だ。

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