高田開府400年のゆるキャラ「家康六男・忠輝くん」活躍中

新潟県上越市大和1の観光コンサルタント業、平原匡さんがこのほど、高田藩の初代藩主で徳川家康の六男、松平忠輝をイメージした、ご当地歴史キャラクターの「家康六男・忠輝くん」を考案した。今年は、高田開府400年の年。ツイッター上で各地の歴史キャラとからんだりと活躍している。

「忠輝くん」は少し酔っ払ったような目で、まげはハスの花の形、頬は桜のマークというユニークな顔をしている。ピンク色の紋付き袴を着て、右手に杯、左手には忠輝の趣味だったといわれる笛を持っている。平原さんが忠輝の肖像画などを参考にしながらデザインした。
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上越市出身の平原さん。以前は佐渡観光協会に勤務しており、佐渡市のご当地グルメ「佐渡天然ブリカツ丼」のピーアールキャラクター「ブリカツくん」のデザインに携わった経歴を持つ。その後、上越に戻り、今年夏に会社を設立した。

元々歴史好きで、来年の高田開府400年を前に忠輝をイメージしたご当地キャラクターがないことに気づき、“勝手”にキャラクターを作った。「高田に家康の子供が藩主として住んでいたことをもっと多くの人に知ってもらいたかった」と理由と話す。

「忠輝くん」は走ったり、酒を飲んでいる様子などデザインは数種類あり、希望者には無料で提供する。デザインを変更してほしい場合は有料。商業目的で使いたい場合は相談に応じる。

現在、専用のホームページ(http://joetsu-shigen.com/tadateru/)やフェイスブック、ツイッターのアカウントも開設しており、平原さんは「開府400年だけでなく、2015年春の北陸新幹線開業などを通じて忠輝を盛り上げていきたい」と意気込む。

サイト
http://joetsu-shigen.com/tadateru/

ツイッター
@6tadateru

フェイスブック
https://www.facebook.com/rokunantadateru