共産市議団が実名入りの資料を公表 上越市ガス水道局談合疑惑

上越市ガス水道局をめぐる談合疑惑で2013年12月17日、日本共産党上越市議員団(橋爪法一団長)が上越市役所で記者会見し、業者が公正取引委員会に提出した資料を公表した。 同議員団が公表したのは、セイセツ(上越市国府2)が昨年2月、公正取引委員会に提出した資料。この資料よると2006年4月から2011年6月までの間、同社を含む市内の14業者が談合しており、同社が抜けた2007年7月以降も談合が続いているという。資料には関わった業者、談合の日時や場所、業者名、対象工事とその結果などが具体的に記載されている。 会見した橋爪市議は「資料を全面公開することで真相を究明したい。事実関係を市民に広く知ってもらうとともに、市議会でも場合によっては100条委員会設置を視野に取り組みたい」などと述べた=写真中=。

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セイセツの石津謙介社長(41)は取材に対し「安定した金額がもらえるので(談合に)参加していた。自分たちの利権ばかりを守る談合は良くない」と話した。また、市ガス水道局を定年前に退職した男性が「談合の調整役」とされていた企業に再就職していることも指摘。「談合から抜けた後(入札に参加すると)、最低制限価格ぎりぎりで(他の業者に)落札される」と述べ、最低制限価格が市ガス水道局から業者に漏れている可能性にも言及した。 ↓資料は橋爪議員のブログにPDFファイルで公表されている http://www.hose1.jp/mitearuki2/2013/12/post_1583.html ↓直リンクはこちら ・資料1(http://www.hose1.jp/sigidannnyuusu/siryou1312171.pdf) ・資料2(http://www.hose1.jp/sigidannnyuusu/siryou1312173.pdf) ↓上越市ガス水道局のによる談合情報に関する調査の中間報告(2014年1月24日)(PDF) /of/users/20140124tyuukannhoukoku.pdf

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