仮称・厚生産業会館基本設計に市民参加 ワークショップ始まる

新潟県上越市の村山秀幸市長の公約である仮称・厚生産業会館の建設に向けて、基本設計を市民参加で進めるワークショップの初めての会合が2013年12月13日、同市本町5のあすとぴあ高田「ミュゼ雪小町」で開かれた。基本設計業務を受託した石本建築事務所(東京都)が実施するもので、市民の声を盛り込みながら設計作業を行い、来春の基本設計完成を目指す。

同施設はホール、公民館、こども施設の3つの機能からなり、高田公園内の高田図書館西側のプール跡地に建設される。

ワークショップの委員は、施設を利用する団体や基本構想策定に当たってさまざまな要望をした団体の代表者らを市が選んだ。ホール部会、公民館部会、こども部会にそれぞれ10人程度の市民が参加している。

12月13日は、公民館部会が開かれた。はじめに石本建築事務所の担当者が「できるだけ市民の多くの方が満足できる施設にするためにワークショップで皆さんの意見を取り入れたい」とあいさつ。その後のワークショップは「市民の方々に自由に討論してもらうため」(同市都市整備課)として非公開で行われた。

ワークショップに先立って自己紹介する委員
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ワークショップは来春までに9回程度開かれる予定。

ワークショップのほか、、12月16日からは、電子メールなどで広く市民の意見を募る。

基本設計の後、2015年度に実施設計を行い2017年度の施設完成を予定している。

*仮称・厚生産業会館に関するこれまでの記事はこちら

↓上越市による仮称・厚生産業会館のこれまでの経緯まとめ(公式)
http://www.city.joetsu.niigata.jp/soshiki/toshiseibi/kouseisangyokaikan.html