60kmにろうそく11万本で世界記録目指す 今冬の「灯の回廊」

=2013年11月29日更新=

毎年2月に新潟県上越市の東頸地域の沿道で行われるろうそくの灯火をつなげるイルミネーションイベント「灯の回廊」が、来年はこれまでの安塚、大島、浦川原各区に牧区を加え計4区で開催される。総延長は約60kmにわたり、11万本のろうそくを灯す一大イベントとして、主催する同市では「世界記録」として関係機関への申請を目指す。

「灯の回廊」は道路脇の雪壁に穴を開け、ろうそくを灯す豪雪地ならではの幻想的なイベント。1995年に旧安塚町で始まった「安塚キャンドルロード」と、1999年に旧大島村で始まった「大島雪ほたるロード」を2012年に一本化して実施している。

幻想的なキャンドルロード(2010年)
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今年は浦川原区が加わり、約40kmにわたって10万本のろうそくが設置された。来年2月22、23日に行われる3回目は牧区が加わり、延長が17km、ろうそくは約1万本増える。市は関連の補正予算を今年12月4日から始まる市議会12月定例会に提案する。

全長60km、11万本のろうそくが灯る2014年の灯の回廊の場所(赤い線)

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