殺風景な工事現場などを和やかにしてくれるキャラクター型バリケードは、サルやカエルなど多くの種類が出ているが、最近は地域限定のご当地バリケードが次々と誕生している。現地に行かないと見られない兵庫県限定のコウノトリ、奈良県や北海道、東北限定のシカ、沖縄県限定のシーサーをデザインしたバリケードが、なぜか新潟県上越市内の道路工事現場に登場して話題になっている。
沖縄県の伝説の獣、シーサーをかたどったバリケードは、県道板倉直江津線の寺地内でにらみをきかせている。赤ちゃんをくわえたコウノトリと、オレンジ色が鮮やかなシカは、浦川原区顕聖寺の国道253号沿いで活躍している。
安全保安用品レンタル・販売業大手の仙台銘板上越営業所によると、新人営業マンが地域限定とは知らず取り寄せてしまったという。星野秀明所長は「種類が多くなると管理がたいへん」と苦笑い。
また、同社では初めてとなる新潟県限定のトッキッキのバリケードが、2013年10月中旬に入荷する。県内の3営業所に計4000台配置され、そのうち上越営業所には少なくとも1000台が入る予定。「とっぴー」と「きっぴー」が1台につがいでデザインされている。反射板の面積が広く、より安全性に配慮したバリケードになっている。
バリケードについて、くわしくは関連記事を参照。
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