新潟県上越市大和で建設中の北陸新幹線上越妙高駅の西口に穴吹工務店(本社・香川県高松市)がマンションを建設する方針が明らかになった。新幹線新駅周辺の土地利用で大規模な建物建設計画が具体的になったのは今回が初めて。
穴吹工務店がマンションを計画しているのは、駅舎西側に隣接する約6380㎡の商業・業務系の区画。
予定地に看板を掲出しており、同社の分譲マンション「サーパスマンション」が建設される見通し。規模や時期について同社広報室では「事業化に向けて準備をしており、現時点では具体的なことはコメントできない」としている。
関係者によると、既に測量を終えているという。
穴吹工務店は新潟県内では44棟1687戸、長野県に46棟2583戸のサーパスマンションを建設、販売している。
駅周辺の土地区画整理事業用地28ヘクタールのうち、企業や店舗などを誘致する業務地域は駅東西に14ヘクタールある。この中で建物の建設計画が明らかになったのは今回が初めてとなる。