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山菜のウルイと間違え有毒のコバイケイソウ食べて4人が食中毒

6年前

新潟県の上越保健所は2013年7月2日、上越、妙高両市で4人がオオバギボウシの若葉である山菜のウルイと間違えて有毒野草のコバイケイソウを食べ、おう吐や腹痛などの食中毒症状を訴えたと発表した。

ウルイに似ている有毒のコバイケイソウ
kobaikeisou

春の山菜ウルイ
urui

発表によると、上越市在住の60歳代男性が6月30日、妙高市の山林でウルイと間違えてコバイケイソウを採取。翌7月1日の夕食に、自宅でお浸しにして食べたところ、おう吐などの症状を訴えた。また男性から野草を譲り受けて10人が食べたところ、1日の夕食で煮浸しにして食べた妙高市在住の1家族3人がおう吐など胃腸炎の症状を訴えた。そのうち80歳代男性と50歳代女性が管内の医療機関に救急搬送された。4人は1日に入院した。

同保健所の依頼を受けて専門家が患者が食べた残り物を鑑別したところ、ウルイに混じって有毒植物のコバイケイソウが含まれていたことが分かった。同保健所は、患者の症状がコバイケイソウの中毒症状と一致することなどから食中毒と断定した。

4人は快方に向かっており、そのうち3人は2日に退院した。同保健所は、種類の判定ができない野草を採らないなど、注意を呼び掛けている。

コバイケイソウはウルイに似ているが、毒を含んでおり、加熱しても毒は消えない。食べると苦味がある。初夏の山に咲く白い花は美しく、火打山の天狗の庭周辺の群生は知られる。

コバイケイソウの花
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