本町を盛り上げよう…書道ガールズがパフォーマンス

新潟県上越市の本町商店街の活性化に一役買おうと2013年6月8日、県立高田北城高校書道部の女子生徒12人が、同市本町6のイレブンプラザのにぎわい交流広場で書道パフォーマンスを見せた。

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漫画の「とめはねっ!」や、映画「書道ガールズ」で注目されている大書(たいしょ)への挑戦は今回で3回目。同校書道部の3年生8人が引退するため、最後の挑戦となる。

1か月前から新聞紙を張り合わせた紙を使って放課後に練習を積み、本番に臨んだ。会場の交流広場には市民ら約100人が詰め掛け、若さあふれるパフォーマンスを見守った。

広場の床に置かれた縦4m、横7mほどの紙に、大小の筆と色を使い分けながら、音楽に合わせてリズム良く書いていく。中央には特大の筆を使って書いた「風」という字を置き、周囲には太陽やヒマワリの絵も添えた。

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7分後に完成した書は、「真夏の太陽 いっぱい浴びて 夢への一歩を踏み出そう この風に乗って」。力強いメッセージに観衆から大きな拍手が送られた。

部長の村松莉帆さん(3年)は「文字の大きさのバランスと色合いを考えるのが大変だった。引退する3年生が自分の夢に向かって頑張っていく思いと、高田の商店街の活性化を表現した。大勢の人が見に来てくださって良かった」と話していた。

高田北城高校書道部のパフォーマンス(動画)