2013年5月26日午後2時15分ごろ、新潟県上越市大潟区内雁子新田の朝日池近くで、体長80センチ、重さ25キロのワニガメ1匹が見つかった。上越署が落とし物として保護している。
同署によると、ワニガメは朝日池近くの用水におり、市内に住む高校3年生の男子2人(いずれも17)が発見し、友人の会社員(18)が110番通報した。通報を受けて駆けつけた警察官が保護。同署は5月27日、岡山県のワニガメ生態研究所に特徴を伝えたところ大型のワニガメであることが分かった。
上越動物保護管理センターによると、ワニガメは法律で特定動物に指定されており、飼うには保健所の許可が必要。動きは遅いものの噛む力が強く、同センターでは「指などを近づけないこと」と注意を呼び掛けている。
同署は当面、署内で保護し落とし主を探す。見つからなければ、ワニガメ生態研究所に送る予定。
同署管内では2012年3月と8月、いずれも大潟区内でワニガメが見つかり同署が保護している。