新潟県上越市南本町3の家電小売業、「株式会社 植木電化センター」(資本金1000万円)が2013年4月30日に事業を停止し、事後処理を弁護士に一任した。負債総額は東京商工リサーチ高田支店の調べで、約3800万円。
同社は1916年(大正5年)に創業し、1960年10月に植木農機店として法人化。1971年6月に農機具販売部門を事業譲渡して現商号に変更した。家電製品の販売、修理のほかに電気工事、下水道工事、住宅の水回りを主体としたリフォーム工事を手掛け、陸上自衛隊高田駐屯地内に厚生センター「PX7」の名称で家電小売店も運営していた。1997年2月期には、売上高6000万円を計上していた。
郊外量販店の進出に伴って売上が落ち込み、2012年2月期には売上高が3500万円に低下し資金繰りが限界に達したもの。