胃腸炎 実は給食の川渡餅の食中毒 445人症状

新潟県上越市内の小中学校でおう吐や下痢の症状で欠席する児童生徒が相次いだ問題で県福祉保健部は2012年12月7日、小中学校の給食で提供された「川渡り餅」が原因のノロウイルスによる食中毒だったと発表した。小中学校7校の児童生徒、教職員合計445人が症状を訴えた。上越保健所は川渡り餅を学校に納入した同市稲田3の幸味屋菓子店を8~10日の3日間営業停止処分とした。

同店は小学校3校と中学校5校に川渡り餅を納入した。11月30日に東本町小、大町小、大手町小、12月3日にはいずれも板倉区の針小、宮嶋小、山部小、豊原小、板倉中で合計1587人がこの川渡り餅を食べ、宮嶋小を除く児童生徒、教職員445人が症状を訴え、このうち小中学生7人が入院した。

上越保健所が調べた結果、患者に共通する食事が同店の川渡り餅に限られ、患者と同店で餅を作った人の便からノロウイルスが検出されたことから食中毒と断定した。患者は全員快方に向かっているという。

上越市教育委員会は、8小中学校の給食室の消毒を行う。

川渡り餅は、無病息災を願って12月1日に食べる上杉謙信にちなんだあんころもち。毎年12月1日に前後して、市内の多くの小中学校の給食に出されている。

川渡餅(写真はイメージで、この記事とは関係ありません)
kawatari

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