新潟県上越保健所は2012年10月16日、県外の40~60代の男女6人がツキヨタケを食べて食中毒になり、医療機関に入院したと発表した。県内での毒キノコによる食中毒は今年初めてで、県は同日、「毒きのこ注意報」を出した。
同保健所によると、6人は10月16日に妙高市杉野沢(笹ヶ峰)で、ムキタケだと思って採ったきのこを昼食に調理して食べたところ、おう吐や下痢などの症状が出て、医療機関を受診し、全員が入院した。6人は快方に向かっているという。
ツキヨタケは傘が半円形をした直系10~25cmほどのキノコで、ムキタケやヒラタケと間違えて食中毒になるケースが多いという。
県では、食用と正確に判断できないきのこは採らないことや、確実に鑑別できる専門家に判断してもらうよう注意を呼び掛けている。きのこの鑑別は保健所でも受け付けている。
↓上越保健所
http://www.pref.niigata.lg.jp/jouetsu_kenkou/