Jアラート訓練 市内5000世帯不具合の原因は?

新潟県上越市は2012年9月13日、前日に全国一斉に実施された消防庁の全国瞬時警報システム(Jアラート)の作動訓練で、同市の安塚区、三和区、頸城区の家庭など約5000世帯に設置された告知端末が自動で起動しなかったのは、上越ケーブルビジョン(上越市西城町2)にある分配器の不具合が原因だったと発表した。

作動訓練は2012年9月12日の午前10時と同10時30分の2回、全国一斉に行われた。同市では、国からの信号により旧市域の家庭に配られている防災ラジオ、防災行政無線、ケーブルテレビや有線放送の告知端末が自動的に起動し、市役所内に放送が自動で流れる仕組みになっている。初回の訓練で、安塚区、三和区、頸城区でケーブルテレビの告知端末が自動で起動しなかった。3つの区には全世帯の8割以上に当たる合計約5000台の告知端末が設置されているが、すべて起動しなかったとみられる。


市役所4階の無線室で国からの信号などを確認する市防災局職員(2012年9月12日)

Jアラート訓練

安塚区と三和区は市直営のケーブルテレビで、頸城区は上越ケーブルビジョンが運営しているが、市によるとJアラートの情報はいずれも同社の分配器を経由して各家庭の端末に届く仕組みになっている。国から市、同社へと正しく情報が届いたが、この分配器の不具合が原因で各家庭の端末が起動しなかったと判明した。13日中には復旧する見通しだという。

また市役所の館内放送も自動で流れなかったが、原因は放送装置の経年劣化によるもので、すでに復旧している。

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