上越市内で熱中症による死者相次ぐ

連日気温30度を超える暑さが連日続く中、新潟県上越市では熱中症による死者が相次いでいる。2012年8月24日には安塚区で62歳の女性が、8月22日は81歳の男性が熱中症により死亡している。いずれも畑仕事などで屋外にいた。8月25日現在、同市内では8月15日から毎日30度を超える真夏日が続いている。

8月24日午後6時15分ころ、上越市安塚区切越の田んぼのあぜ道で、同所に住む無職、池田みよ子さん(62)が倒れているのを池田さんの夫が発見した。池田さんは現場で死亡が確認された。死因は熱中症。警察によると、池田さんは24日午前中に米作りをしている田んぼの水を見に出かけていた。午後6時に勤め先から夫が帰宅しても戻っておらず、夫が探しに行ったところ田のあぜ道で倒れている池田さんを発見した。 同市高田では24日の日中の最高気温は33.4度。

8月22日午後4時ごろ、上越市吉川区長峰の無職、北井義尚さん(81)が自宅近くの畑で倒れているのを家族が発見し、病院に運ばれたが死亡が確認された。死因は熱中症。警察よると、北井さんは同日午前10時ごろから畑仕事をしていたという。同市高田では22日午後2時12分に最高気温35.6度を記録し、猛暑日だった。

taiyou