暑い夏を吹き飛ばす、新潟県上越市の怖くておもしろいスポットを巡る夏企画。上越ご当地アイドル・プロジェクトJo志校のなつみ&ゆりなコンビがレポートする第3弾は、大島区のパワースポット、板山不動尊です。
国道253号を十日町市方面に進み、大島区総合事務所を過ぎ、儀明峠トンネルの少し手前の道を左折します。まもなく、板山不動尊の看板があり、駐車場があります。そこから杉の大木が並ぶ道を歩いて5分ほどで到着です。
上越市指定文化財である板山不動尊は、間口約30m、奥行き約13m、高さ平均約2mの半月形水成洞窟になっています。間口が広いので洞窟というよりは、岩の割れ目のような感じです。中央には目の病に霊験あらたかといわれる不動明王がまつられ、周囲に百数十体からの石仏が安置されています。
一歩足を踏み込むと、頭上には巨大な石の塊が覆いかぶさっていて、自然の大きな力を感じます。その危うい隙間に石仏がひしめき合っているすごさは、何とも言えません。あたりには荘厳な空気が漂い、自然に手を合わせてしまいます。
洞窟の横には不動滝があり、清冽な水が流れ落ちています。正中元年(1324年)、諸国を行脚していた白鳳という行者がここの南側にある小さな池のほとりを通ると、水面に金色に輝く不動明王が現れ、この岩屋に自分を安置するように言ったそうです。行者は御神体を岩屋に安置し、近くに寺を建立して不動尊をまつったが始まりだと伝えられています。
ここに整然と並んでいる石仏は、何度数えても数が合わないといいます。でも中はすごく暗く全体が良く見えないので、半分だけ試してみました。
「1、2、3、4、5、6、7、8、9、10……」「1、2、3、4、5、6、7、8、9、10……」
じゃあ、せーので。「47!」「45!」。「えーっ!」。もう一回やってみましたが、やっぱり合いません。ミステリーですね。
*洞窟上部の斜面から落下物があるため、今春から一部を立ち入り禁止にしています。洞窟の内部へは入れます。
より大きな地図で 上越市板倉区の板山不動尊 を表示
【なつみのプロフィール】
◇Jo志校2期生。22歳。好きなものは、高校野球、アイドル、お笑い、崖の上のポニョ。モットーは「人生一度きり、笑顔でポジティブthinking」。
◇ブログ「ぽにょぽにょらいふ」
http://ameblo.jp/nuts-82/
【ゆりなのプロフィール】
◇Jo志校1期生。15歳の高校1年生。父は日本人、母はルーマニアのハーフ。趣味はファッションと音楽。食べ物はフルーツが大好き。
◇ブログ「ゆりなのWORLD日記」
http://ameblo.jp/sss-yurina/